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寒い時期こそ要対策。「温度のバリアフリー」

寒い時期こそ要対策。「温度のバリアフリー」

「バリアフリー対策」というと、
手すりの設置や段差の解消など、
運動機能に関する対策を思い浮かべる
方も多いのではないでしょうか。
ところがこの寒い時期、「温度の
バリアフリー」対策を施すことが
それ以上に重要になってきます。
なぜなら、
それは時に命に関わるから・・・
それでは、ご自宅の温度のバリアフリー
についてご紹介していきます。

本当に怖い「ヒートショック」
「温度のバリアフリー」のできていない
生活空間には、「ヒートショック」を
引き起こす危険が潜んでいます。
ヒートショックとは、急激な温度変化で
血圧が乱高下すること。
失神や不整脈の他、心筋梗塞や脳梗塞を
引き起こす可能性もあるのです。

実際に、65歳以上の高齢者における
事故死の原因は、家庭内事故が第一位。
その数は年間約13,000人で、
交通事故死の2倍近くにもなります。
(平成24年 人口動態統計)

さらに家庭内事故死の内訳では、
「入浴中の溺死」が第一位。
転倒ではないのです。
事故の状況としては、暖かい部屋から
寒い浴室に入ることで血圧が急低下、
失神して溺れてしまうというケースが
非常に多いとされています。

浴室・トイレの対策が有効
このような背景から
温度のバリアフリー対策は、
まず浴室から始まります。
特に昔ながらの磁器タイルの床は冷たく
滑りやすいため、断熱性の高い床材に
変更することで快適に。
もちろん、浴室暖房を併用すれば
より効果は高まります。

※お客様宅の脱衣所に暖房を設置。

壁掛けなので場所も取りません

さらにトイレも、
浴室に次ぎ寒さの辛い場所です。
すぐできる対策としては、
パネルヒーターの設置がおすすめ。
空気が汚れず触れても火傷しにくいため
お子様のいるご家庭にも安心です。
なお、お家全体に対策を施すなら
床暖房が効率的。空気が乾燥せず、
埃も舞いません。

想像以上に身体に負担のかかる冬の家。
できることから対策を始めてみては、
いかがでしょうか。